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ガルーシャでギャルソンウォレット製作

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こんにちは。IKUMA です。

ミニウォレットが流行る中、未だ需要のあるギャルソンウォレット。

今回は、イタリア Federico Albarello のガルーシャで製作しました。


Federico Albarello のガルーシャ

オーロラというカラーで、某ハイブランドの製品にも使われている皮革です。光源のもとで七色にキラキラ輝く独特の表情が特徴です。

画像だと表情がわかりにくいですが・・・。

ページ下部に動画貼ってあるので、ぜひご覧ください!

ガルーシャの仕立て

型紙に合わせて削る

型紙に合わせてガルーシャを削り形を整えます。

刃物では切れないので(刃こぼれしてしまう)“削る”工程が主です。

 

ステッチラインを削る

ガルーシャの縫製にはいくつか方法があって、

①未加工で強引に縫う。ステッチが踊ってしまい、あまり綺麗に見えない。

 硬いガルーシャの上に糸がのっているので、スレで糸が切れやすい。

 

②パイピングをする。縫い際を薄く漉いてステッチが表に見えないように革を巻いて縫製。綺麗に仕上がるが、スレでパイピングが傷みやすい。

 

③ステッチラインを削り、溝にステッチを収める。手間はかかるがステッチが

 綺麗に仕上がり、糸切れの心配がない。

 

IKUMAでは③の方法でガルーシャを仕立てています。

 

リューターでステッチラインに沿って削ります。

ギャルソンウォレットのサイズ感だと、この作業に一日費やします。地味に手首に疲労がくるので休み休みやっています。

 

こんな感じでステッチラインが掘れました。

 

ガルーシャの仕立てはほぼ終わったので、あとは通常通り仕上げます。

裏地を当てたり、カードポケットを製作したり

芯を各所に貼り、金具(オコシ)を取り付けた後、裏地を貼ります。その後で、カードポケットを取付します。

内装にはエプソンのパオンを使用しました。

 

マチの取り付け後、溝に沿って縫製をします。

 

最後にフラップに金具を取り付けて完成。

金具を取り付けるための穴を開けます。

穴あけのあたりをつけているところ。

 

完成

背面にスターマーク

内装はエプソンのパオン

サイドのマチはシュリー(シェーブル)のblanc(ホワイト)

動画

 

外装をガルーシャ、内装をHaas社のエプソン、Alran社のシュリー(シェーブル)とデラックスな仕様で仕上げました。オーロラの質感は本当に唯一無二で、ファッショナブルな要素が強いです。他の人と被りたくない方にはオススメの皮革です。

ギャルソンウォレット以外にも革小物でしたら製作可能なので、ご興味あればお問い合わせ下さい。

 

経年変化について

初めて取り扱いした皮革で、今後どのような変化をしてゆくか未知数です。この財布は身内へのプレゼントとして製作したので、どのような変化をしてゆくかブログで報告してゆきます。

 

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