こんにちは。IKUMAです。
芯材の張り方について。
革製品を製作する場合は基本的に芯材を貼ります(意図があって貼らない場合もありますが)芯材を貼らない場合、使い始めは問題ないのですが、徐々に革が柔らかくなり形が歪んだり、備わっている機能が落ちてしまったりします。
今回はスライサーと呼ばれる、柔らかな芯材を貼りました。革の柔らかさを損なわずに張りをだしたい場合に適しています。
芯材には糊付きのモノがあり(両面テープのようなテープが一面にある)、剥離紙をめくるだけですぐに貼れます。ですが、革との相性によってはしっかりと定着しない場合や、使用環境によっては剥がれる恐れもあります。
今回は糊付きではないタイプを使用して、しっかりと張り合わせました。
↑は革の床面(裏面)に接着剤を塗った状態です。芯材にもしっかりと塗ってから貼り合わせます。
糊付きとは張り感も異なります。芯材は奥が深いんですよね。