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薄い名刺ケース【Fino Card】 のエイジング

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こんにちは。IKUMA です。

定番商品 薄い名刺ケース【Fino card】の経年変化について書いてゆきます。3年使用したもので革はAlran社のSully(シュリー)です。


モデル:Fino Card

表革:Sully(カラー:Marine)

裏革:国産シュリンクレザー(カラー:キャメル)

使用年数:2年半

 

外観

名刺の「あたり」がでています。

左:新品 右:2年半使用

※ステッチ色はもともと異なります 

 

 

新品と比較すると光沢がややでてきていますが、画像だとほとんど伝わりません。シボ感が異なるのもシュリーの魅力の一つですね。

左:新品  右:2年半使用

 

 

裏地の国産シュリンクレザーは柔らかくなっています。色味は若干濃くなっている程度でほとんど変化が見られません。

左:新品  右:2年半使用

 

角の擦れ

角の擦れやすい部分は若干色落ちが見られます。

※私の使用環境として頻繁に名刺交換するわけではないので、使用頻度が高くなるともう少し色落ちするかもしれません。

コバ

直線の範囲は傷みが少ないですが、屈曲する範囲はやや傷んでいます。

 

収納

新品の状態ですと片側に10枚程度収納できますが、革が柔らかくなってきたので片側に15~20枚程度収納できます。フラップ側にも同数収納できるので計30~40枚程度収納可能です。

厚み

メインポケットに15枚、サブポケットに5枚、フラップポケットに15枚、計35枚収納した状態。

厚みは2cm程度。

 

質感

質感は文字での表現が難しいのですが、革が柔らかくなり指にスッと吸い付く感じです。新品の状態はややサラサラ、使い込むとしっとりする感じです。

個人的にシュリーは新品の状態より使い込んでくったりとした状態のほうが手に収まる感触が心地良いです。

 

Fino Cardの使い方の一例

Fino Card はもともと「名刺を少量しか携帯しない方」「薄い名刺ケースをお探しの方」向けにできる限り薄く仕立てた名刺ケースです。

左側の収納はあおりポケット風になっているので名刺入れの出し入れがしやすい設計です。左側をメイン収納とし、名刺交換の際はこちらから名刺を出します。

頂いた名刺はメイン収納脇のサブポケットに収納します。

メイン収納の名刺が少なくなってきたらフラップ収納から名刺を補充。

 

左利きにも対応

左利きの方用に左右を反転して製作することも可能です。ご相談ください。

 

オンラインショップ

オンラインショップにて在庫品販売中です。

 

 

 

Fino Card(シュリー) のエイジング まとめ

Fino Card は薄くするためにマチはあえてつけていません。そのため、新品の状態での名刺収納枚数は少ないですが、エイジングして革が柔らかくなることで収納枚数も増えてゆきます。質感もしっとり感が増すので手に収まりやすくなります。それでいて、シュリーの上質な色味やシボ感は損なわれないところがポイントです。

薄い名刺ケースをお探しの方、シュリーのエイジングを楽しみたい方におすすめの名刺ケースです。

 

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