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【革】シュリー(シェーブル)の魅力

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こんにちは。IKUMA です。

財布や革小物に使用しているフランス Alran社(アルラン社)のSully(シュリー)の魅力について書いてゆきます(Chevre シェーブルとも呼ばれています。ちなみにシェーブルはフランス語で「ヤギ」という意味です)


シュリーの概要

Alran社

シュリーを生産しているのはフランスのAlran社。Alran社はフランスの南部マザメで1903年に設立されたタンナーです。

おもに「ヤギ革」をメインに生産しています。

詳しくは下記のHPをご参考に♪(日本語のページはありませんが・・・)

Alran HP

 

Sully

ヤギの丸革(丸革とはお腹で割った革のこと)で、大きさとしては40~50DS(デシ:10cm×10cmの単位が1DSと呼ぶ)前後です。

縦×横:60~70cm×50~60cm

 

 

Sullyの魅力

上品なシボ感

吟面(表面)は不均等で上品なシボ(表面の凹凸)が特徴。

上品なシボは製品に高級感を与えてくれます。

不均等なシボ感

ロットによってシボ感が異なります。荒かったり細かったり、ロットによってなので同じアイテムでも表情が異なるのが魅力です。

丈夫な吟面(表面)

繊維がぎゅっと締まっている吟面は強度があり、キズがつきにくいです。

きれいな床面

床面(裏面)が比較的キレイなので一枚革(裏地を当てず)の製品にも向いています。

豊富なカラー

カラーが豊富で、且つ洗練されているカラーが多いのも特徴。また、限定カラーなどもあるので特別感を演出するのに一役買います。

シュリーは小ぶりの革なので多数の色の在庫を持つことができます。

エイジング

エイジングは進みにくい革です。色味はほとんど変わらないですが、若干光沢が増してきます。

左:2年使用  右:新品

画像だとほとんど違いがわかりません。目視ですと2年使用したほうがやや光沢があります。

シュリーの製品紹介


今回はSullyがどんな革なのか?魅力は何なのか?を書いてきました。

次回はSullyの製作する上での「使い勝手・気になる点」について書いてゆきます。

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