こんにちは。IKUMA です。
懐中時計ケースを製作させていただいたのでご紹介致します。
鉄道時計 SEIKO SVBR003
まずは試作を何度も繰り返して適したサイズをだします。
本作の組み立て前。
完成
裏側
お客様のご希望で文字盤に当たるところにはクリアフィルムを当ててあります。
懐中時計 SEIKO 7N01-9A00
懐中時計に合わせて型紙の修正と試作を繰り返します。2個目の製作なので製作効率が上がります。それでも、サイズが大きすぎても小さすぎてもいけないので調整に細心の注意を払います。
打ち合わせの結果、文字盤部のパーツは直径30mmで抜くことにしました。
本作、組立前のパーツ
縫製はすべて手縫い。
完成
エメラルドブルーにホワイトのステッチが爽やかでいいですね♪
チェーンを付けたときに構造上、時計が上に引っ張られてズレてしまう恐れがありましたのでパーツを一つ製作しました。
時計に沿うような形状になっています。
この度はオーダー頂きありがとうございました。
懐中時計ケースは文字盤の【円】をどうやってくり抜くかで悩みます。「ハトメ抜き」という工具でくり抜くのですが、懐中時計にドンピシャのハトメ抜きがあるわけではないので、時計のサイズによっては工具を揃える必要があったりで予算が上がってしまうのが難しいところ…です。
懐中時計渋くてかっこいいので欲しくなってしまいました…www