【Vesto】シュランカーフで製作

こんにちは。IKUMA　です。

以前、トゴやミネルバボックスで製作したボディバッグ【Vesto】をシュランケンカーフで製作致しました。

シュランケンカーフ

ドイツ　ペリンガー社のシュリンクカーフ。
カーフとよばれる子牛の革をクロムで鞣しています。カーフはしなやかで肌理が細かく柔らかいのが特徴です。鞣し剤で収縮させた不均等で深いシボは、キズや曲げ伸ばしに強くキズが目立ちにくいです。

仕様

サイズ等の変更はありませんが、過去モデルと比較して数カ所仕様の違いがあります。

仕様の違い

ショルダーストラップのサルカンの数

ショルダーストラップのサルカン（ループ）を2個から3個に変更。ストラップを短く調整した場合のバタつきを抑えます。ミネルバボックスバージョンも今後は3個に変更します。

剣先側のサルカンのステッチ色は裏地の色と合わせています。こちらの見本は裏地がブルーなのでステッチもブルーにしてあります。

裏地にピッグスエードを使用

ミネルバボックスバージョンではリモンタナイロンを使用しましたが、シュランケンカーフではピッグスエードを使用しました。毛足の短い起毛が収納物の滑りを抑えてくれます。そしてピッグスエードは高級感も増します。

Vestoの特徴

金具を極力隠したシンプルなデザイン。角のないフォルムと下方向にすぼんでいるフォルム。このデザインによって装着したときにかさばらず邪魔になりにくく、視覚的にもボリューム感を抑えて洗練された印象です。

機能性。メインポケット、天ポケット、背面ポケットの3ポケットがあります。

背面ポケットはスマホが入るサイズ感です。

天ポケットは目薬などの小さいもの用に最適です。

メインポケットは500mlのペットボトルがすっぽりと収納できるサイズ感です。

内ポケットは使い勝手を求めた設計です。マチのないフリーポケットが１箇所とマチのある差し込み式ポケットが二箇所です。

ボディバッグは装着すると斜めになります。必然的に収納物が下に寄ってしまいます。メモ帳やハンカチなどの小さめのモノをポケットに収納することでメインポケット内がごちゃつかずに整理できます。

小さいモノはポケットに、大きいモノはメイン収納部に収納すると使いやすいです。

詳しくは過去記事もご覧下さい。

受注生産でオーダー承っております

トープ

コバは切り目本磨きで仕上げています

ブラック

ファスナーの方向

ファスナーの取り付け方向をお選び下さい。

左肩から右脇にたすき掛け

右肩から左脇にたすき掛け

裏地の色

裏地はグレー、ブルー、グリーン、ワイン、ブラウンの5色からお選び下さい。

ミネルバボックスとはひと味違った仕上がりになりました。革の特性上、色落ちや色移りがしにくいのもお選び頂く上で違いになってくると思います。

ご不明な点ありましたらお気軽にお問い合わせください。