こんにちは。IKUMA です。
以前の記事でコバを綺麗に効率よく仕上げるにはパーツのとり方が重要という話をしました。
-
コバ磨き(タンニン編)
こんにちは。IKUMA(@ikuma_kaban )です。 前回に続き、 今回はコバ磨きタンニンなめし革編です。切りっぱ ...
続きを見る
-
コバ磨き(クロム編)
こんにちは。IKUMA(@ikuma_kaban )です。 コバの処理方法は切り目本磨き、ヘリ返し、切りっぱなし・・・と ...
続きを見る
-
美しいコバに仕上げる方法(タンニンなめし編)
こんにちは。IKUMAです。 レザークラフトをやっていて、こだわりたくなるところ、悩むところ。そうコバの仕上げです。時に ...
続きを見る
そうはいっても、製作の途中で「あれ、うまく仕上がらないなぁ・・・」なんてこと起こる場合があります。
そんなときの応急処置的なテクニックをひとつ。
コバの繊維が緩い
コバの繊維が緩いコバはこんな感じです。
2枚の革を貼り合わせたコバ。下の層は繊維が締まっていますが、上の層が繊維が緩い。
ふのり 等で何度磨いてもコバがまとまりません。
そんなときは「コバ剤」を塗る方法があります。
コバ剤を塗って固める
繊維が緩くて磨いても磨いてもめくれてしまう場合、まずはコバ剤を染み込ませて固めてしまいます。※今回はイリスを使用
水っぽいサラサラしたコバ剤のほうがコバに浸透するのでいい気がします。
コバ剤を塗る
固まるとこんな感じ
ヤスリで整える
再度、コバ剤を塗る
何度も繰り返して、仕上がったのがこんな感じです↓↓
革の状態、繊維の締まり等をしっかりと確認して効率良くコバを仕上げるのがベストですが、こういった対処法を持っていると安心です。